任期中、最後の総務委員会が終了しました。
私的には、今回の大きく注目したのが2つ。
犯罪被害者等支援条例と女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書(案)です。
犯罪被害者等支援条例は、6年前に一般質問をし、運用は図ってきていたものの、今回は条例化するということで嬉しい限りです。
廿日市市は2004年に痛ましい事件が発生した経緯があります。
事件後、私は警察ОBのかたの相談を受け、遺族のかたとお話をさせていただき取り組ませていただいたこともあり、時間が掛かったとはいえ、この条例制定は歓迎すべきものです。
当然、賛成!
さて、問題は、女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書(案)
悪くはない。悪くはないんですが・・・
今、国において選択制夫婦別姓が議論されています。
どうも、この意見書の内容が、主観が多すぎるように見受けられ、選択制夫婦別姓に関しての牽制球のように思えてなりません。
私は、選択制夫婦別姓の議論が十分煮詰まっている段階ではないと思っているので、やや、難色を示してしまいます。
本日の会議では、意見書の内容を主観的な部分を削除し、あくまで女性差別撤廃条約選択議定書を批准するよう求めるものに修正したところです。
これは、あくまでも全会一致に至るよう配慮したものです。