これでいいのか?

昨日、臨時議会でした
前日のブログで言った通り、結果はその通りでしたが、少し思い改めた部分があります

私は、この「出来レース」の構造は、議会でなくなることはないと思いますし、市民のかたに申し訳ないという気持ちにも変わりはありません
ですが、所信表明をすることで、市民が議会を監視しやすくなるかもしれないな
とは思いました

ここは私の反省すべき点だなと考えております

実際、選ばれた議長が所信表明の履行をしなければ異議を申し立てられるというのはメリットと思うところです
ただし、市民の立場を考えて、それを言える議員がいればの話ですが・・・

で、私は昨日さっそく2つ異議を申し立てたのであります

議長は、公平、公正、自治法遵守の議会運営を掲げられました

そして、議会運営委員会の選任で10名の議員が指名されます

私は、この10名が会派所属の議員ばかりなので、選任の根拠を問いました

そのことに対し、議長は

廿日市市議会は会派制をとっているから会派から選んだ

と言うわけです

私の反論です

議会の構成要件は議員です
会派ではありません
これは、自治法にも明記されています
一方、会派に法的根拠はありません。つまりローカルルールです
条例が法を超えられないように法が優先されるべきです
また、会派から選出する制度ということは、会派に所属しない議員には議会運営委員会への参加が認められていないということになります(実際、今の廿日市の議会はそうなっています)
これは議員平等原則に反します
議長が言われる公正・公平・自治法遵守になっていないではないですか?

このことは、今期、議会運営委員会で協議するということで、ここで質疑を終えました

もうひとつは、競艇議員の選任選挙

K議員7票、Y議員5票、M議員5票、H議員5票、S議員5票

選ばれるのは4名ですが、ここでY議員が辞退発言
そして議長が許可

ちょっと待て!

Y議員は5名の信任を得たのですよ?
本来であれば、休憩をとってでも辞退の理由を聞かねばならないはず
議長は自分勝手に許可してはいかんでしょう?
その5名の思いを尊重し、議会の承諾を得ないと
それとも予めこういった展開になった時を想定して、辞退する人を決めていたからそこまで気がまわらなかったですか?

こんなことですったもんだしました

このことも後日返答するということでしたが、この議会運営に異論を唱えた議会運営委員会の委員はひとりもおりません

こんなことで今後の議会運営は大丈夫なのかと不安がよぎります