来週より9月定例議会が始まります
今回、私の一般質問は3点
その中のひとつを今回ご報告いたします
エッセンシャルワーカーの補助拡充についてです
エッセンシャルワーカーといっても、幅は広うございますが、今回で言うのは、介護士、看護師についてです
ご案内の通り、現代社会は高齢社会
介護も医療も需要は増え続け供給は縮小しており、介護事業所においては、昨年の倒産件数は過去最多であります
供給の縮小にはいくつか原因がございまして、まず物価高!
それに加えて法定報酬の改正や人材不足等々により、需要はあるのに事業所の稼働が100%に届いていない状況です
通常、需要が大きく供給が追い付かない場合、インフレとなるのが常ですが、社会保障事業であるこれらは、供給が間に合わないから事業所の一存でサービス料を上げますよという訳にはいきません
さらには、国政の不安定さも加わります
主流派経済論者の少数与党VS現代貨幣理論(MMT)者の一部野党と中間党派の綱引きにより、先行きが全く見えません
その中でも、わかっているのは、介護看護従事者の報酬引き上げは、遠くない内に行われるであろうということ(社会保障費の財源の負担は不透明)
こういった状況下で、地方自治体として何を備えていくかということを考えると、できることは人材育成ではないかと思うわけであります
現在、廿日市市としても資格取得のための補助金事業を行っておりますが、それでも足りない状況です
ここを拡充し、人材確保にテコ入れすべきとの思いから、今回質問に挙げました