資料請求していた物が出たので、取りに行ってきました
基金の運用状況の資料です
ひと通り目を通して感じたことは
偏りがスゲー・・・
資産の運用は、ほぼ国債です
一番古い有価証券が平成30年の物
が
全銘柄15の内、この年に10銘柄購入で約11億円
後は令和4年に4銘柄、約4億円
残る1銘柄は約1億円で令和5年の物
ほとんどが20年債で、金利を平均すると0.6を切るのではないでしょうか・・・
私が率直に思うのは
財政調整基金は、不測の事態への備えなので、20年物の国債っておかしくないか?
市の総合計画でも10年計画です
リスク分散(緊急財政出動の柔軟性)も考えたら10年物にし、複数年度に分けるべきではないだろうか?
さらには
なぜ都道府県債と併用しない?
というものもあります
国債は額面100円に対し、僅かですが募集価格が上回ります(年によって価格は変わります)
例えば、100万円の国債を買うのに100万6500円が必要となったりします
一方、都道府県債は、額面と募集価格は一緒です
さらに国債より若干利率は高い
つまり、国債と都道府県債を併用すれば、国債利率ベースで見たら、その差額分を穴埋めできるのです
債券の格付けが違うならまだしも、国債と都道府県債はここも一緒(ムーディーズ)
なぜ併用しないのか?
謎が深まります
基金の運用には改めて見直す余地があるのではないかと考えるところであります